【破壊剣】というテーマを振り返る
はじめに
皆さんは【破壊剣】というテーマを知っているだろうか
アニメ遊戯王にて遊戯が使用するモンスター《バスター・ブレイダー》を中心とするテーマである。
《バスター・ブレイダー》というカード自体、遊戯ストラクにも収録されており、子供時代に買って遊んだ思い出もあるカードだ。
そんなカードがテーマになっているのだから、好きになるのもさもありなんといった感じだ。

少ない枚数(メイン4枚EX2枚)から強力なロック盤面を作れるため出張ギミックとして優秀であり、比較的混ぜやすい【烙印】や【ドラゴンテイル】、【ヴァレット】、【青眼】などに先行制圧のサブギミックとして搭載されているケースも見受けられる。
しかし【破壊剣】というテーマ単体で見たとき、テーマに属するカードは少なく、単体でデッキになるような枚数やパワーはないのが悲しいところだ。
そんな【破壊剣】というテーマを振り返って行こうと思う。
基本展開
《破壊剣士の伴竜》1枚から強制守備表示&モンスター効果発動不可のロック盤面
《破壊剣士の伴竜》召喚。召喚時効果で《破壊剣士の揺籃》をサーチ
↓
《破壊剣士の伴竜》をL素材に、《転生炎獣アルミラージ》や《リンクリボー》、《青き眼の精霊》などをL召喚
↓
《破壊剣士の揺籃》をセットしてターンエンド
↓
相手ターンにデッキから《バスター・ブレイダー》と《破壊剣の追憶》をコストに墓地へ送り《破壊剣士の揺籃》発動
↓
《破壊剣士の揺籃》の発動にチェーンして、コストで墓地へ送った《破壊剣の追憶》の墓地効果発動
↓
墓地の《破壊剣士の伴竜》と《バスター・ブレイダー》を除外し、《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》を融合召喚
↓
《破壊剣士の揺籃》の効果で《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》をEXデッキから特殊召喚
多くの疾患とテーマ内で起きる合併症
1枚から強力なロック盤面を作れる【破壊剣】には疾患を抱えた多くの患者たちがいる。
そして一見、問題ない患者たちもテーマ内で絡み合うことで新たな症状を引き起こしているのが【破壊剣】である。
そんな患者たちの症状を紹介していこう。
メインモンスター
《破壊剣士の伴竜》:健康(基礎疾患あり)
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 400/守 300
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「破壊剣士の伴竜」以外の「破壊剣」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「バスター・ブレイダー」1体を選んで特殊召喚する。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「バスター・ブレイダー」が存在する場合、
手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このカード1枚からロック盤面を築ける強カード。レベル1・光属性・ドラゴン族・チューナーとステータスが非常に優秀で【青眼】と同じ動きができる。
このカード自体は強いが、何を恐れたのか理性が働きすぎた制限が効果にかかっている。
- (1)のサーチ効果は通常召喚時であり、特殊召喚には対応していないこと。そのため(3)の効果で自身を蘇生してもサーチができない。
- (1)でサーチできる「破壊剣」カードの中に自身を「バスター・ブレイダー」として扱う《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》が存在するが、こちらはフィールド、墓地でのみ扱うので手札では「バスター・ブレイダー」にはならず、(2)で特殊召喚することもできない。
- (2)(3)の効果に「いずれか1つ」の制限がつけられているので、(2)で「バスター・ブレイダー」を特殊召喚し、(3)で自身を特殊召喚してシンクロといった動きができない。
このようにテーマ内でも微妙な噛み合いの悪さがあったり痒い所に手が届かないのが【破壊剣】である。とはいえ1枚でロックを作れる上に、優秀なステータスから青眼ギミックのおかげでアクセス手段が豊富に増え、症状は大きく改善されている。
《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》:健康(既往歴・再発リスクあり)
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 400/守 300
「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合、相手はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードが装備されている場合に発動できる。
装備されているこのカードを特殊召喚する。
数少ない目立つ疾患を抱えていないカード。
装備時に相手のEXデッキからの特殊召喚を封じる強力なロック効果と、装備時に自身を特殊召喚する効果。
(1)の共通効果で手札から装備することもできるが、基本的には墓地に落として《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》の効果で装備させることのほうが多い。レベル1、闇属性、ドラゴン族、チューナーとステータスも優秀であり、多くのアクセス手段が考えられる。
強いて疾患リスクを言えば外部要因で禁止カードにされる可能性がある点だ(緊急入院歴あり)
お前のことだぞ。ユニオン・キャリアー。
《破壊剣-ウィザードバスターブレード》:軽症
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 900
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合、相手は墓地のモンスターの効果を発動できない。
(3):装備されているこのカードを墓地へ送り、「破壊剣-ウィザードバスターブレード」以外の
自分の墓地の「破壊剣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
装備時に墓地のモンスター効果発動をロックする効果と、自身をコストに「破壊剣」モンスターをサルベージする効果。
ロック効果自体は強いが刺さる場合と刺さらない場合があり不安定な点と、サルベージ自体も基本展開における《破壊剣の追憶》の効果で「破壊剣」モンスターは墓地から除外され、墓地に溜まることはほぼないので、そこまで機能しない点が問題である。
《破壊剣-アームズバスターブレード》:重症
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1600/守1200
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合、
相手フィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードは効果を発動できない。
(3):装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
このカードを装備していたモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。
装備時に既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果の発動を封じる効果と、自身をコストに装備モンスターの打点を1000上昇させる効果。
このカード一見、魔法・罠のロックができると思いきや、「既に表側表示で存在している」という余計な一言がついているおかげで永続以外の魔法・罠には全く意味がないことと、「効果の発動」を封じるだけなので、発動しない永続系の効果には無力である点がこのカードの最も重症たる所以である。
さらに打点を上昇させる効果も自身の打点に届いておらず、また装備する効果もメインフェイズにしか発動できないため、コンバットトリックとして利用できないのもこのカードの重症度を上げている。
また機械族なため、破壊剣とシナジーのあるテーマからのサポートを全く得られない。
《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》:重症(複数の合併症の恐れあり)
効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2600/守2300
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「バスター・ブレイダー」として扱う。
(2):相手フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合、
破壊されたそのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(3):1ターンに1度、このカードが装備している
モンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったそのモンスターカードと
同じ種族の相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
手札に来るな。そして場所によって名前を変えるな。
前述の《破壊剣士の伴竜》にもあったが、フィールド・墓地でしか「バスター・ブレイダー」として扱わないのが絶妙に不便。この効果のせいでテーマ内のいろんなカードを噛み合っていない。
またオリジナルにある自身の打点を上昇させる効果が失われているので戦闘破壊による(2)の効果を発動させづらい(自身が破壊する必要はないがテーマ内に破壊する効果を持つのはこのカードのみ)。
(2)で装備した相手モンスターを(3)で一掃したいが、《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》が自分の場にいる場合、相手モンスターの種族がドラゴン族になってしまうため相性が悪い。やるとすれば自身の効果で装備した《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》で発動し、《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》で再装備することぐらいだろう。
EXモンスター
《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》:健康
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):相手フィールドのモンスターは、このカードが表側表示で存在する限りドラゴン族になる。
(2):自分フィールドに「バスター・ブレイダー」モンスターが存在しない場合、
1ターンに1度、自分の墓地の「バスター・ブレイダー」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):相手ターンに1度、自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地の「破壊剣」モンスター1体を装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
対面ドラゴン認定ドラゴン。バスター・ブレイダーの相方。
永続効果として相手モンスターをドラゴン族に変更するので【破壊剣】とは相性が非常によく、強力である。しかしコイツは【破壊剣】ではない。重要なのでもう一度書くが、コイツは【破壊剣】ではない。
《破壊剣士の伴竜》や《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》と「バスター・ブレイダー」を素材にシンクロ召喚するのがテーマデザインだが、S素材に指定がないのでレベル8というのもあってテーマ外でも出しやすい(逆にS素材指定あったら重症)
デザイン通りのS召喚をした場合、(2)の効果で即座に「バスター・ブレイダー」を蘇生し、(3)で相手ターンに墓地の《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備するといった動きができるが、基本的には正規召喚せず《破壊剣士の揺籃》による特殊召喚をする。
【ドラゴンテイル】×【マギストス】でこのカードをS召喚し、《聖秘なる竜騎士》を並べるのは面白いと思った(小並感)
《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》:健康(基礎疾患あり)
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2800/守2500
「バスター・ブレイダー」+ドラゴン族モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードは直接攻撃できない。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、
相手のフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×1000アップする。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドのドラゴン族モンスターは守備表示になり、
相手はドラゴン族モンスターの効果を発動できない。
(4):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
【破壊剣】のエースカード。前述の《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》と並べることで相手に強制守備表示とモンスター効果発動ができなくなる強力なロック盤面を築く。さらに(2)の効果で打点が上昇し、(3)の効果で守備表示になったモンスターには(4)の効果で貫通ダメージを与えられる。これらはすべて発動しない効果なのもやや嬉しいポイント。
しかし、直接攻撃ができないという致命的な基礎疾患を抱えており、相手に「じゃあ何もしませーん」とマジレスされると何もできなくて手持ち無沙汰になることもある。
また、L召喚主体のテーマやバスター・ドラゴンの効果の及ばない墓地や除外を利用するテーマ相手、発動しない効果を伴うモンスター相手(御巫)には心許ない。
そしてコイツも【破壊剣】ではない。
なお、融合素材として「バスター・ブレイダー」と指定されているので、デッキや手札の《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》は使用できない。
《破壊剣士の守護絆竜》:健康
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/ドラゴン族/攻 400
【リンクマーカー:左下/右下】
モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「破壊剣」カード1枚を墓地へ送る。
その後、手札から「バスター・ブレイダー」モンスター1体を特殊召喚できる。
(2):相手フィールドにモンスターが存在しない自分バトルフェイズ終了時に、
このターン攻撃宣言をしていない自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
かのリンクショック10期のLモンスター。モンスター2体というガバガバな召喚条件と下方向の優秀なリンクマーカーで当時は優秀だったかもしれない。知らんけど。
(1)の効果で《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を能動的に墓地へ送りつつ、手札に来てしまった《バスター・ブレイダー》や《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》を特殊召喚することができる。また、(2)は直接攻撃ができない《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》の基礎疾患治療であり、基本的にはインクの染みである。
総じてテーマ内で手札事故や噛み合いが悪い【破壊剣】の治療薬な存在ではあるが、あくまで対症療法でこいつのおかげでテーマが回るわけではない。
魔法・罠
《破壊剣士の揺籃》:健康(基礎疾患・合併症の恐れあり)
通常罠
「破壊剣士の揺籃」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「破壊剣士の揺籃」以外の「破壊剣」カード1枚と
「バスター・ブレイダー」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分のエクストラデッキ・墓地から「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、自分フィールドの「破壊剣」カードは戦闘・効果では破壊されない。
基本展開で紹介したが、《破壊剣士の伴竜》でこのカードにアクセスすることで1枚で盤面ロックを完成させる強力なカード。
「力あるカードにはリスクが伴う」(丸藤 亮, 2007, 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TURN-148)というが、このカードにもリスクはあり、この効果で特殊召喚した《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》は次のターンのエンドフェイズに破壊されてしまう。《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》でも記述した通り、相手が何もしなかった場合、何もできないままロック盤面が崩壊する。また、このカードによってEXデッキから特殊召喚されたバスター・ドラゴンは蘇生制限を満たしていないので、再度このカードで蘇生することはできない。
そして(2)の「破壊剣」カードの破壊を防ぐ効果だが、一番守りたい《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》や《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》は「破壊剣」カードではないため守ることはできない。このカードで守れるのはせいぜい装備状態になっている各「破壊剣」たちだが、そもそも装備元になっているモンスターを狙えばいいだけなので意味がない。《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》もフィールドでは「バスター・ブレイダー」として扱ってしまうので「破壊剣」カードではなくなり守れない。
ちなみに【破壊剣】カードのイラストには《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》と《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》の元から連れ出した《破壊剣士の伴竜》との様子が描かれているがこんな様子じゃ守れそうもないですね。
《破壊剣の追憶》:軽症
通常罠
(1):手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「バスター・ブレイダー」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」によって決められた
融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
《破壊剣士の揺籃》でデッキから墓地へ落として墓地効果を使いたいので手札には来てほしくないカード。通常発動も手札コストが必要になるので普通に使いたくもない。いわゆるコンボカードなんてそんなもんなのでよくある症状。
《破壊剣一閃》:軽症(合併症の恐れあり)
通常罠
(1):自分フィールドに「バスター・ブレイダー」を融合素材とする
融合モンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て除外する。
(2):自分フィールドの「バスター・ブレイダー」モンスターを対象とする
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その効果を無効にし破壊する。
《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》を中心とした大胆な盤面除去能力と守護能力を持つ。
何も守れない《破壊剣士の揺籃》に対して、「バスター・ブレイダー」モンスターを守れる効果は非常にありがたいが、(1)の盤面除去は全て除外なので、相手のフィールド・墓地のドラゴン族の数だけ打点が上がり、直接攻撃できない基礎疾患を抱えている《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》にとって非常に相性が悪い。
《破壊剣士の宿命》:健康
速攻魔法
「破壊剣士の宿命」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手の墓地の同じ種族のモンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、自分フィールドの
「バスター・ブレイダー」モンスターまたは「破壊剣」モンスター1体を選び、
ターン終了時までその攻撃力・守備力を除外したモンスターの数×500アップする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
手札から「破壊剣」カード1枚を捨てて発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
速攻魔法で、相手の墓地リソースを減らしつつ、自身をパンプアップできる点で優秀ではある。手札の「破壊剣」と交換することで再利用可能になる点も評価できる。
このカードが墓地にある状態で《破壊剣士の伴竜》から《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》をサーチし、そのままコストにサルベージ、伴竜の効果で蘇生というコンボが考えられる。
《破壊剣士融合》:健康
速攻魔法
「破壊剣士融合」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札及び自分・相手フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
「バスター・ブレイダー」を融合素材とするその融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
【破壊剣】用の超融合カード。融合素材に「バスター・ブレイダー」を要求されているのでこちらで用意する必要はあるが、もう片方は相手フィールドからも使えるので《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》が盤面にいれば、任意のモンスターを素材に《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》の融合召喚を狙える。
こちらも手札と引き換えに再利用可能だが、そこまでポンポン出すようなものでもない。
さいごに
テーマ内で絶妙にちぐはぐな噛み合いを見せている【破壊剣】をお分かりいただけただろうか。
2023~2024年ぐらいまでなら実績がそこそこあり、通用していたギミックだが、当たり前ながら現代遊戯王においては全く環境に追いつけていない実情なのが悲しいところだ。
1枚でロック盤面を作れる反面、手札に引いた瞬間にギミックが破綻するので、あくまでコンボデッキ、ファンデッキの範疇を出ないのだろう。その癖、そもそものコンセプトが先行盤面ロックであり、あまり健全でない(と思う)のもちぐはぐな【破壊剣】らしいなぁって思ったりする。
先行ガン振りなので何か後攻でも使えるような新規とかが出るといいなぁって思っている。また何か【破壊剣】を悪用できるテーマ、ギミックを探して相手の顔を歪ませたいと思います(豹変)
戦場の狂気に呑まれた一人の少年の話
はじめに
この記事はCCS✝裏✝Advent Calendar 2018 12/22の記事です。
前日の記事はこちら
-Project DIVA-extendで激唱やってPSPのボタン潰したこと思い出して泣きそうになりました。
前提
戦場の絆 is 何
戦場の絆とは、バンダイナムコエンターテインメントが送り出すガンダムをテーマとしたアーケードゲームである。実際にガンダムを操縦しているような体験をすることができる。2006年より稼働しており現在13年目に突入している。ドーム状の筐体が特徴的で、左右のボタン付きレバー(操縦桿)と2つのフットペダルを用いて機体を操縦する。
ゲームシステム
プレイヤーは地球連邦軍とジオン軍に分かれて4vs4~8vs8で対戦をする。VS. シリーズお馴染みコスト制を採用しており、相手の機体や拠点を破壊するとそのコスト分だけ相手の戦力ゲージが減少し、先に相手のゲージをなくすか時間切れによる戦闘終了時にゲージが多いほうが勝利となる。
詳しくは?
悲劇の始まり
2008年(だっけ?)、当時中学1年生の少年はたまたま寄ったゲームセンターにて戦場の絆との出会いを果たす。当時の戦場の絆の1PLAY料金はなんと500円であり、破格の値段であった。おのれバンナム。にもかかわらずガンダム好きな少年は実際に機体を操縦する感覚にガンギマリしてドンハマりしてしまう。
戦場の絆のデータは当時パイロットカード(300円。おのれバンナム)を用いて保存されていた。

さてお気づきになられただろうか。このカード、 1データにつき1枚である。つまりジオンと連邦の両方をプレイするためには2枚必要なのである。
さらにこのカード、使用回数に制限があり100回プレイすると新たにカードを発行し更新しなければならない(当然300円。おのれバンナム)


500×100×6+300×6=301,800というのは大袈裟な計算でこの1プレイ500円という設定、あくまでバンナムが提示してきた値段であり、そんな値段ではユーザーが残るはずがないということを知っていたゲーセン側はそれぞれ独自の金額設定を行っていた為実際には半分ぐらいの金額である。(厨房が15万使っただけでも十分狂気だが)
このパイロットカードシステムは2011年7月を境目に廃止となり現在に至るまでバナパスポートカード(300円。おのれバンナム)によるデータ管理になっている。バナパスポートカードでは1枚で連邦とジオンの両軍を登録でき、使用回数制限もない上に戦場の絆以外のアーケードゲームのデータも登録できる。やったね。

狂気に囚われた少年
当時のガンギマリ具合で読者をドン引かせたでさらにおみまいしていこう。
この戦場の絆というゲーム、とても奥が深いゲームで機体の操縦技術以外に戦術、戦略が勝敗に大きく関わってくる。操縦技術はぶっちゃけ回数やりこめば自然と上達していく。しかし立ち回りの部分は何も考えナシに回数を重ねても上達しないことを少年は知っていた。そこで少年は初めに「彼を知り己を知れば百戦危うからず」という孫子のありがたい言葉のもと、機体に関わるデータ全てを頭に叩き込んだ(ソースはwiki)。そして少年は歩くwikiとなった。全ての機体(100機近く)の機体性能及び武装の威力や射程などありとあらゆる数値を記憶した。wikiページをそのまま紙に書き起こせるレベルだった。


少年✝覚醒✝
さて独学ながら時間をかけて上達していった少年はやがて覚醒の時を迎える。戦場の絆では年に3、4回ほど勢力戦というパイロットランキング決定するゲームモードが存在する。覚醒した少年は勢力戦で勝利に勝利を重ねてパイロットランキングTop100位内に上り詰めることになる。当時のランキングは公式サイトにて公開されており確認することができた。(今も残ってるかは知らないけど「Eさくや 戦場の絆」とかで検索したら出てくるかもしれない)
実はこの話には裏があってこのTop100とは「ユーザー上位100の上手さ」という意味ではなく「ユーザー上位100のやりこみ」という意味なのである。この勢力戦、敗北してもランキングポイントを稼ぐことができる(ただし勝利したときより少ないが)。つまり金さえつぎ込めば誰でもランキングに載ることはできる。しかし大人と比べて金をつぎ込めないことを考えれば多少なりは周囲より上手いという認識で誤りはないだろう。
少年✝失墜✝
ランキング上位に上り詰めたところで少年はあることを画策する。大会出場である。勢力戦の出来事で腕前に自信を持ち始めた少年はどの程度大会で通用するのかを試したくなったのである。



青年✝再臨✝
時は流れ少年は青年となる。青年となった少年は昔ほど戦場の絆にガンギマリしてはいなかったものの大会出場という夢をあきらめきれずにいた。青年は己の牙を研ぎ澄ませながら虎視眈々と己が野望を秘めていたのである。そんな青年のもとに過去の仲間から一報が届く。
「1人でも参加できる大会見つけたぞ」


青年は数年越しの夢を叶えることになる。そして満足した青年は戦場から姿を消した。
(大会の様子のブログがあるので気になった人はどうぞ)
最後に
戦場の絆は人を狂わせるほど奥が深いゲームなのでみんな星と翼のパラドクスをやりましょう。

次はアドカレはマサくんのアルトリア話です。
個人的にエロゲのおすすめ
これからの内容は個人的偏見と趣向、多少の卑猥な内容が含まれますのでご注意ください。
これからおススメするエロゲーは「遊べる」エロゲーです。
私が得意とし、好きであるゲームジャンルはSLGなのでそのジャンルから紹介させてもらいます。
戦極姫5(unicorn-a/げーせん18)
さて、このタイトル聞き覚えある人がいるのではないでしょうか?そう、かの有名なKOTYの大賞に選ばれたことのあるシリーズなのである。
ブラックホール城で有名な初代戦極姫はKOTYe2008年次点、移植版ではKOTY2009年大賞。
有償デバッグと揶揄される戦極姫2はKOTYe2010年総評入り、移植版ではKOTY2010年ノミネート。
いろいろやらかしまくりな作品なのだが、優秀なユーザーデバッグや失敗を学んだのか後の作品では改善され、良ゲーの仲間入りを果たしているので安心してほしい。しかし戦極姫6ではKOTYe2015年大賞を獲ってしまっている。月冴を許すな。
ゲームとして信長の野望が非常にマイルドな仕様になりつつも重要な戦略面を残した形になっている。そして周回要素もある(ぶっちゃけ1周するのに阿保みたいに時間を食うので苦行の域)。歩兵ユニットも性能がしっかり差別化され、戦闘に深みがある。また、信長の野望と違ってオッサンではなく美少女たちに囲まれるので戦略やらを考えて疲弊していく脳ミソが非常に癒されるので精神的に良い。
エロとして、非常に魅力的なキャラクター達が揃っている。そりゃ85も攻略可能ヒロインいれば股間にビビッとくるキャラがいる。松永久秀に踏まれたり、北条ママ、姉妹の親子丼には滾るリビドーを抑えきれませんでした。
そして黒田官兵衛ちゃんがとても可愛い。わかるか、この可愛さ。
脱ぐともっとすごいんだぞ(本人談)


同メーカーが出している作品に三國志を元にする三極姫シリーズもあるので是非そちらもやってみて欲しい。そして戦極姫と三極姫の両方が1つのゲームになっている天極姫シリーズもあるので欲張りさんはそっちもやって欲しい。
姫狩りダンジョンマイスター(Eushully)
有名ブランドEushullyが出す初のSRPGである。(確かそうだよね……?)
ゲームとして陣取り要素があり、自軍ユニットをいかに効率よく進軍させステージをクリアしていくかがポイントとなり考えながら攻略していく。ユニットの種類が多く、編成の自由度の高さやマップの広さ、ステージクリアの特殊条件などSRPGとして完成度が高い。周回要素もあり、気づけば2、3周としている飽きさせることのないゲーム性である。
エロとしてキャラクターグラフィックの良さは言わずもがな、攻略ヒロインを凌辱、洗脳といった様々なシチュエーションや、モンスターとの異種姦もあったりと存分にシコらせてもらいました。人外入門としてもよさそうです。
また、使い魔リリィの成長を見ているとパパみが深い。幼女時代のポンコツ無邪気っぽさに愛が芽生え、少女時代の反抗期に心を打たれ、大人時代の妖艶さには心も股間も握られてました。ちなみに成長させるかどうかは選べるのでいつまでも幼女でいさせたり、少女でいさせたりできるのでそれもGOOD。
たまにはシコる為だけじゃない、そんなゲームをやってみてはいかがでしょうか。
ようこそ幻想郷へ
RD-Soundsの概要
2005年に結成された同人音楽サークル。東方界隈での名義は「凋叶棕」(ティアオイエツォン)である。活動のほとんどが東方アレンジだったりするので凋叶棕の方が通ってるのかもしれない。
東方のCDタイトルは漢字1文字で表され、収録楽曲はそのテーマに沿った形になっている。C92までで頒布されたCDタイトルは
祭 宴 趣 謡 廻 憩 遙 綴 彩 騙 辿/誘 徒 改 薦 望 屠 奉 求 喩 密 掲 夢 虚 伝 随 音
以上27タイトルである。最近はTwitterにお品書きをしようとすると文字数制限に引っかかり始めてるのが面白い。
ホームページから各タイトルの特設ページに飛べるので内容が気になったら見てみるといいでしょう。
ここうきぃ!
CDを買ってまず目に入るのがジャケット絵!
はなだひょうさんがいつも描いています。pixivに今までのジャケット絵が公開されているので見てね。可愛らしいものからヤバいものまでそのCDの雰囲気を表す1枚を描いて下さってます。また、ブックレットも描いています。ブックレットの絵については別で画集が4冊(綜纒、二旅、三怪奇、四百四描)出ているのでそちらもどうぞ。はなだひょうさんの絵は凋叶棕さんの描く世界(ものがたり)を絶妙に表現してくれているのでより幻想郷(せかい)に没頭させてくれます。
楽曲はほとんどが原曲のメロディーをそのまま使用しません。サビで一部分を使ったり裏で流したり、楽曲中でキャラクターを表す部分だけ流したりする使い方をしています。例えば「うつろわざるもの~True Conclusion~」では(有頂天変 ~ Wonderful Heaven/幼心地の有頂天)のアレンジ曲だが3:33あたりから裏で(恋色マスタースパーク/狂気の瞳/ハルトマンの妖怪少女/少女さとり/永遠の巫女/竹取飛翔)が順に流れている。なんでこんなことしているのかは是非アルバム「遥」収録曲と歌詞を合わせて考えて欲しい。
原曲をあまり使わないスタイルによって同じアレンジ曲でも全く違った雰囲気を出すことができ、またオリジナル性が非常に高い。
歌詞もオリジナル性が高く原曲のキャラクターを描いているものもあれば、別の物語を描いているものもある。1曲1曲に物語があるために聴く小説とまで言われている。わたしが勝手にそう呼んでいるだけです。
東方の設定に、楽曲で描く物語を盛り込んで、再びキャラクターの枠に収めて表現する様はまさに理解、分解、再構築であり、東方の錬金術師でしょう。
ヴォーカルはめらみぽっぷさんが多くの楽曲を担当しています。めらみぽっぷさんの広い音域、そこから繰り出される様々なキャラクター性は登場人物を強く描く凋叶棕さんの曲に非常にマッチしており、幻想郷への没頭感を加速させます。おススメのCD
初心者向け

「謡」
ぜんぶ持っていきます。どれ一つ無下にせず。
私がここにいた証としてー
テーマは「物語」。稗田阿求が語り部としてさまざまな物語を紡ぐ1枚。テーマが物語であることから1曲1曲を独立して聴きやすい。めっちゃいい曲あるよ。

「綴」
おとなになる、ということが、どんなにつらいことでも、
わたしはきっとあきらめないからー
テーマは「軌跡を『綴』る」。ジャケットはとっても可愛いロリスアリス。アリスが生まれ、どんな成長を見せていくのかが楽しくなる1枚。また、他サークルに提供された楽曲がリアレンジ、リミックスされて収録されている。もしかしたら聴いたことある楽曲があるかもね。

「奉」
何度被弾れ 満身創痍でも 心に幻想ある限り
その幻想を残機にして
僕らは、また、飛んでいけるー
テーマは「ゲームとしての東方」。原作基準の歌詞が多く東方をプレイしたことがある人にはとても分かりやすい1枚。1つのシューティングゲームとして東方を描いた1枚なのでメタ的な部分があって面白い。
中級者向け

「遙」
この場所ならば、彼方の事がわかる気がした。
そんな幻想をどうか抱かせて欲しいー
テーマは「『遙』かなる幻想郷」。荒廃していく幻想郷が多く描かれているので全体的に曲調は重い。どこか懐かしく、原風景を思い出させるようなインスト曲は落ち着きを与えてくれる。この辺りから曲に関して考察をすると見えてくるものがある。
うつろいゆく時の流れとうつろわざる幻想郷。比那名居天子が見たものとは。


「騙」
ぼくらが、歩くこの道が、歪んでなど、いないように。
真実はきっと、そう。ただ、まっすぐに、続いているのかー
テーマは「嘘」。もう嘘ばっか。特設ページも嘘と本当のページが存在する。CDケースも開ける向きが逆になっているのでなかなか開かなくて破壊した人も少なくない。嘘がテーマなので曲調は重め。考察に関しては簡単な方かもしれない。秘封曲があるCDはヤバい。
上級者向け

「改」
ーこういう可能性も、あったかも。そんな雰囲気で、
あらたに、あらため、あらためました!
テーマは「番外編」。過去の収録曲のリアレンジがされている。曲調が再編されてるだけでなく物語の再編まで行われている。むしろ内容が正反対のものになっていたりする。上級者向けと言っているのはリアレンジされる前の曲を知っていた方がより楽しめる1枚だから。
「綴」で子供だったアリスは「改」ではマーガトロイドになっている。

「屠」
おかえり、楽園へ!
テーマは「恐怖」。もうジャケットから嫌な予感しかしない。
「凋叶棕史上最悪の謝罪案件」
と言われている。恐怖がテーマであり、おどろおどろしい曲ばっかと思いきや、そうでもなく、恐怖に立ち向かう勇気といった方面で明るく表現されている曲もある。C62版蓬莱人形のブックレットを元ネタとする曲があり、非常に闇が深い。蓬莱人形で是非検索かけてみてね。闇が深い分考察する余地が多く、多くの人を考察沼に叩き落した。何人かはSAN値を失った。
きらきらきらりん!

「密」
テーマは「秘密」。ジャケットがすでにThe 不穏。
「100年に1度の謝罪案件」
と言われている。「屠」で一体なにを反省したのか。ブックレットが1枚1枚分かれていて表の顔を表す面と隠されている秘密を表す面がある。秘封曲があるCDはヤバイ。
さぁ幻想少女たちの隠された秘密を曝け!秘密とはそのためにあるのだから。
おわりに
ただ思ったことをつらつらと書いたものなので読みにくかったりあまり魅力が伝わらなかったらごめんなさい。考察なんか別にしなくても曲は曲として十分楽しめます。
CDは「祭」(絶版)を除く現在まで頒布されているもの全てと、はなだひょうさんの凋叶棕に関する画集4冊、凋叶棕を元とする同人小説(3次創作)3冊を持っているので興味がある人がいたらどんどん布教していきたいと思います。